皆様こんにちは!刺繍デザイナーの910(クドウ)です( ´∪`*)
今回は「刺繍の応用」シリーズ
「フレンチノットSで面を埋める方法」
です!
ポツポツを沢山刺繍します。
可愛い!
でも大変!(笑)
1度ハマると無心でやってしまいますよ( >∪<*)
是非お試しくださいね。
フレンチノットS で面を埋める
「方法」と言ってもとても単純です。
- 外周を囲むようにフレンチノットSで埋める
- 囲い終わったら中を埋める
以上!
何故外周を囲んでから中を埋めるのか?
「別に外周を囲む必要はないのでは(・・?)」
「直接中を埋めてしまえばいいんじゃないの?」
そんな風に思われる方もいるかもしれません。
これは「フレンチノットS」のやり直しの難しさに理由があります。
後述しますが、
「やり直しをするなら、なるべく早い段階で」
フレンチノットS で面を埋めるには上記は鉄則と言って良いでしょう。
外周を囲った状態でやり直しの可否を判断します。
そのために「まずは外周を埋める」作業が必要なのです。
フレンチノットS はやり直しがきかない?
フレンチノットS は、1つ1つ玉結びをしているようなものです。
「やっぱり違う色がいいな」
「糸の本数を増やしてボリューム感を出したい」
こんな風に思っても、
サテンS や チェーンS のように、スルスルと解けてはくれません。
出来た玉を1つ1つ切ってしまわなければいけないのです。
もちろん、切った糸を再利用は出来ません(T_T)モッタイナイ!
画像は「MOMO」と書いてあるんです…
フレンチノットSで埋めた、3文字目の「M」は見事に潰れています^^;
「M」の上側から徐々に埋めていくと、潰れたことに気づくのは終盤です。
ここまで埋めるのに何時間かかったっけな…
そう!フレンチノットS で面を埋めるのは時間がかかるのです。
フレンチノットS で面を埋めるのは時間がかかる!
先にも書きましたが、
フレンチノットS は、1つ1つ玉結びをしているようなものです。
「1cm四方の正方形にペンでトントンと点を打って面を埋める」
こんな状況を想像してみてください。
そりゃ時間かかるよね!って思いませんか?
「1cm四方の正方形を糸3本取りの フレンチノットS で埋める」
やり始めたばかりの不慣れなとき、この作業に40分かかりました^^;
「M」は2.5cm四方あります。
全ての玉を切って、また1からやり直し…
私は諦めました^^;
皆様はこんな事にならないよう、外周を囲んでからにしましょうね(T▽T)
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1つの面を複数の色で埋めたい
トップ画像に使用したお花。
こんな感じでグラデーションにしたい!
と思われた方もいるかもしれません( ´∪`*)
外周の他に色の境目にも線を引くと良いですよ!
- 色の境目にガイド線を入れる
- それぞれの色ごとに面を埋める
グラデーションを作るのに フレンチノットS って向いていると思います。
可愛くないですか?´`*
お花に使用した刺繍糸
参考までに使用した刺繍糸をご紹介します( ´∪`*)
6本取りでポツポツ感強めにすると、より一層可愛いですよ!
ちなみに、使用した図案はこちらの中にあります。
最後に
「全然面が埋まらない!」
「あれ?もうこんなに時間がたったの!?」
やってみるとこんな風に思うかもしれません(笑)
初めにも書きましたが、
ハマる人は無心でやってしまう楽しさがあります!
是非チャレンジしてみてくださいね^^*
励みになります( ´∪`*)
お気に入り商品
910オススメ商品です。
楽に楽しく刺繍するために是非持っておきたい商品ばかりですよ(*´◒`*)
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