皆様こんにちは!刺繍デザイナーの910(クドウ)です( ´∪`*)
今回は図案写しの基本!チャコペーパーの使い方をご紹介します。
手順や刺繍におすすめのチャコペーパーなどなど。
是非参考にしてくださいね^^*
手順
全体の流れを6コマでご紹介します^^*
写す~消すまで
チャコペーパーが大きすぎて使いにくい!
そんな時は図案に合わせてカットしちゃいましょう!
注意事項
必ず試し書きをしてから!
せっかちな910はやってしまいがちなんですが^^;
刺繍をしたい布の端に、
試し書きをしてちゃんと水で消えるか確認してくださいね。
COSMO / 刺しゅう用コピーペーパー「ご使用上の注意」にこう書いてあります。
生地に使用されている処理剤/色素/材質により化学反応が生じ、
写した部分が消えなくなる場合があります。
生地との相性があるみたいです。
色が消えなかった生地というのに910は出会ったことがありませんが、
万が一があるかもしれません。
それがとても時間のかかった大作だったら涙モノです T_T
しっかりチェックしましょうね^^*
水で消した後は自然乾燥!
早く完成した物が見たい!
乾かす時間が勿体ない!
こんな風に思っても、アイロンやドライヤー等、熱を加えて乾かすのはNGです!
COSMO / 刺しゅう用コピーペーパー「ご使用上の注意」にこう書いてあります。
写した部分に熱を加えると、消えなくなります。
アイロンやドライヤーなどで熱を加える際、写した線やしるしを完全に水で消してから行ってください。
完全に消えたかどうかは、自然乾燥させてご確認ください。
しっかりと消え残りがないか確認してくださいね^^*
保存は高温/多湿になる場所を避ける!
こちらも各商品の注意事項に書かれています。
理由まで書かれていないので不明ですが、
窓の側やアイロン掛けをする場所の側などは避けた方が良さそうですね。
両面ではなく片面チャコペーパーを買ってね!
いざチャコペーパーを買おうとしたとき、両面と片面で迷うかもしれません。
刺繍に使うのは「片面」チャコペーパーです。
両面は洋服作りなどに使う用です。
詳しくはこちら
残念!厚手の布には写らない
あれ?力を入れて描いたのに、生地にチャコがついていない(・・;)
もしかして、厚みのある生地ではないですか?
残念ながらデニムやフェルト等の布には写らない場合があります。
特にフェルト!薄手のフェルトでも写りません(T_T)
薄手のデニムになら写る可能性がありますが、
910の持っているデニムには写りませんでした…
もし刺繍したい布がデニムやフェルトの場合、
チャコペーパーは諦めて他の方法を考えなくてはいけません。
スマ・プリ や キルターズシークレット 等
水で溶けて無くなる図案写しが便利ですよ( ´∪`*)
刺繍におすすめの商品
刺しゅう用コピーペーパー
株式会社ルシアン COSMO から出ている商品です。
「刺しゅう用」と謳っているだけあって、しっかりと濃い色がついてくれます。
難点を上げるとすれば、水で色が消えにくいことでしょうか。
消えない場合は、指でちょっと擦ってあげると消えやすいですよ( ´∪`*)
赤 / 青 / 白 の3色展開です。
この3色があれば色々な色の生地に写すことができますね^^*
スーパーチャコペーパー デザイン用
チャコペーパー株式会社 から出ている商品です。
「チャコペーパー」と「スーパーチャコペーパー」がありますが、
違いは「チャコの消えやすさ」です。
チャコペーパーは「水洗い」
スーパーチャコペーパーは「水」
スーパーチャコペーパーの方が少量の水で消えてくれるそうですよ( ´∪`*)
詳しくはこちらのページ「Q&A」に記載されています。
青 / 白 / グレー の3色展開です。
赤が欲しい方は「チャコペーパー」にならありました^^*
何色を買えばいい?
手芸屋さんやネットで探すと、色々な色がありますよね(・・ )
一体どの色を買えばいいの!?と迷われる方もいると思います。
結論は 刺繍する布の色と反対色 です!
ピンクや黄色、オレンジ等の「暖色」の布には「青」のチャコペーパーを。
水色やグリーン、青紫等の「寒色」の布には「赤」のチャコペーパーを。
黒や濃紺、ブラウン等の「濃い色」の布には「白」のチャコペーパーを。
こんな感じです^^*
「白い布は青と赤どちらを使えばいいの(・・?)」
この場合は正直好みです。
調べてみると「青」を買われる方が多いみたいですね^^*
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あると便利な物達
チャコペーパーで図案を写す際に、
一緒に持っていると便利な物をご紹介します!
トレーサー
ボールペンでなぞって写すこともできるのですが、
個人的にトレーサーの方が写しやすいと感じています。
ボールペンはペン先に回転する小球が付いており、
小球を転がして中のインクを出しています。
「この小球が転がる」ことで、力が分散している気がするんですよね。
「鉄筆」と検索すると色々と出てきます。
トレーシングペーパー
本から図案を写す際に便利なのが トレーシングペーパー
その名の通り、トレースする際に使用する紙です。
コピー用紙では紙が厚すぎて透けてくれないんですよね(・・;)
厚さが色々とありますが、
画像のように 40g/㎡ 等の薄めのものが最適です。
(65や70等、数字が大きくなると厚くなります)
セロハン
力強く写していたら図案が破れちゃった!
こんな事を防いでくれます。
何度も同じ図案を写したい方にもオススメです^^*
1度では破れなくても、繰り返しなぞっていると破れてきちゃいますからね。
最後に
チャコペーパーを買う時に迷われていた方、
チャコペーパーの使い方がわからなかった方
この記事で解決できていると嬉しいです( ´∪`*)
それでは!また別の記事でお会いしましょう^^*


励みになります( ´∪`*)
お気に入り商品
910オススメ商品です。
楽に楽しく刺繍するために是非持っておきたい商品ばかりですよ(*´◒`*)
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